11/9~10重賞回顧【タイムと確率で勝つ競馬】

こんばんは。
11/9~10の重賞回顧記事です。
今週はヨコテンとスミヨンの騎乗が光りました。
では早速。
目次
11/9~10重賞回顧
デイリー杯2歳S【GⅡ】 京都 芝1600m・外
レース映像
結果
1着 - ①レッドベルジュール 武豊 藤原英厩舎
2着 - ⑩ウイングレイテスト 松岡 青木厩舎
3着 △ ③ペールエール デムーロ 安田隆厩舎
勝ち馬情報
レッドベルジュール 栗東 藤原英昭厩舎
父ディープインパクト
母父レッドファンタジア(母父Unbridled’s Song)
短評
ハナは僕の予想に反して②コルテジア。
前半3F換算タイムは35.82秒。一方、想定では35.58秒。
ラスト4Fのラップが11.9-11.4-11.4-12.0。
3~4コーナー中間の坂の下り、④サクセッションが進出したことにより赤字の区間でペースアップ。
これにより前の馬たちが脚を使うことになり脱落。
後方インで脚を溜めた①レッドベルジュールに展開が向きました。
ペースアップした区間で惑わされず仕掛けを待った武豊騎手の好判断。
さすがですね。
レース後コメント
1着 レッドベルジュール(武豊騎手)
「急遽の代打だったので嬉しいです。スタートがあまり早くないので、自然とあのポジションになって、慌てないようにしようと思っていました。外に出せたら出そうと思っていましたが、スペースがなくて、苦し紛れでしたがよく反応してくれました。一瞬にして抜けたので、あの足はすごかったです。まだ2戦目で6月以来でこの勝ち方なので能力はありそうです。初めてレースに乗りましたが、良い馬です。」
2着 ウイングレイテスト(松岡正海騎手)
「これくらい走ると思っていました。これを使って次はちょうどよくなると思います。」
3着 ペールエール(M・デムーロ騎手)
「京都の下りは初めてですからね。今日はこんな感じです。これからキャリアを積んでよくなって来そうです。」
武蔵野S【GⅢ】 東京 ダート1600m
レース映像
結果
1着 - ⑦ワンダーリーデル 横山典 安田翔厩舎
2着 - ⑨タイムフライヤー 藤岡佑 松田国厩舎
3着 - ⑮ダノンフェイス 大野 大久保龍厩舎
勝ち馬情報
ワンダーリーデル 安田翔伍厩舎
父スタチューオブリバティ
母アストレアピース(母父マヤノトップガン)
短評
他馬が速く⑧ドリームキラリが中々ハナへ立てず、押して押してようやく。
前半3F換算タイムは35.16秒。
僕の想定が35.43秒。想定より微妙に速くなりました。
勝った⑦ワンダーリーデルは、五分のスタートから中団のインで折り合いに専念。
直線に向くとインからスムーズに馬場の外目へ持ち出すと、上り3F35.0秒で突き抜ける。
横山典騎手のこれ以上ないくらいの好騎乗が光りました。
驚いたのは上り最速タイ35.0秒をマークして3着に突っ込んだ⑮ダノンフェイス。
全く想定外でした。
レース後コメント
1着 ワンダーリーデル(横山典弘騎手)
「強いレースでした。自在性のある馬というイメージを持っていました。思った以上に直線で弾けました。チャンピオンズカップの権利を取りましたが、距離は1800mでも心配ないと思います。この先も楽しみです。」
2着 タイムフライヤー(藤岡佑介騎手)
「前走は2000mで力んでいたので、今日は前に馬を置いてレースをして欲しいという指示でした。その通りのレースが出来て、道中はリラックスしていました。内からポジションを上げていって、勝ちパターンかなと思ったのですが、勝ち馬が一枚上手でした。」
3着 ダノンフェイス(大野拓弥騎手)
「休み明けを一度使って、状態が上がっていました。展開が向いたこともありますが、しっかり反応していい競馬でした。」
福島記念【GⅢ】 福島 芝2000m
レース映像
結果
1着 - ⑩クレッシェンドラヴ 内田博 林徹厩舎
2着 - ⑨ステイフーリッシュ 中谷 矢作厩舎
3着 - ⑫ミッキースワロー 菊沢一樹 菊沢隆厩舎
勝ち馬情報
クレッシェンドラヴ 美浦 林徹厩舎
父ステイゴールド
母ハイアーラヴ(母父Sadler’s Wells)
短評
想定通り②リリックドラマがハナ。
前半3F換算タイムは35.83秒。
想定は35.85秒とほぼぴったり。
しかし結果は持ち時計解析☆馬の2頭と無印馬で決着と完敗です。
レース後コメント
1着 クレッシェンドラヴ(内田博幸騎手)
「前回の内容が良くなっていて、今回は中団くらいにはつけたいと思っていました。徐々に進出していけました。外を回り過ぎたような感じがありましたが、今の馬場であれば、外を回しても大丈夫かなと思いました。鞭に反応してまた伸びています。少しずつ勉強して、力を付けたことでこの勝利があると思います。自分の形に持っていけばチャンスはあると思っていました。これから楽しみです。」
2着 ステイフーリッシュ(中谷雄太騎手)
「競馬の内容自体はとても良かったのですが、どうしても結果を出したかったです。2着では満足しないです。位置は今日くらいの所で自分のリズムで走れる方がいいです。」
エリザベス女王杯【GⅠ】 京都 芝2200m・外
レース映像
結果
1着 △ ②ラッキーライラック スミヨン 松永幹夫厩舎
2着 ▲ ⑥クロコスミア 藤岡佑 西浦厩舎
3着 - ⑪ラヴズオンリーユー M・デムーロ 矢作厩舎
勝ち馬情報
ラッキーライラック 栗東 松永幹厩舎
父オルフェーヴル
母ライラックスアンドレース(母父Flower Alley)
短評
想定通りペースを握ったのは⑥クロコスミア。
前半3F換算タイムは37.31秒。
想定は35.78秒。
この時点で想定しているレースとは真逆の展開。
ラスト4Fのラップが11.6-11.5-11.4-11.7と11秒台。
勝負所で2番手以降を離して逃げた⑥クロコスミアがロングスパートに持ち込みました。
最後は差されはしたものの、とてもいい判断だったと思います。
⑪ラヴズオンリーユーには先着していますし。
正直あまり信頼している騎手ではありませんが、武蔵野Sのタイムフライヤーといい、藤岡佑騎手は最近いい感じですね。
しかし②ラッキーライラックには驚きましたね。
コースロスなく慌てず急がず。
レース映像を見ても折り合いぴったりついてるのが素人目にも分かりますもんね。
上り最速32.8秒。
スミヨン凄いわ。
そりゃ外人騎手乗せたくなるわなぁって。
過去の戦績を見るとこの馬って結構速い上り使えてるんですよね。
その能力を存分に引き出したって感じです。
2番手グループにいた⑪ラヴズオンリーユーの上り33.8秒を考えると、
後の馬や勝負所で外を回ってスタミナロスした馬にはお手上げのレースでした。
レース後コメント
1着 ラッキーライラック(C・スミヨン騎手)
「GⅠを勝てて嬉しいですが、オルフェーヴルの子供という事で、この馬には縁を感じていました。あの時の無念を晴らせた思いでもあり、良かったです。本当はもう少し前で競馬をと考えていたのですが、すぐ前に、人気の1頭、クロノジェネシスがいましたから、慌てずに乗りました。4コーナーから直線、外に行こうと思っていたのですが、運よく内が開いたので、内を回って追うと、しっかり伸びてくれました。」
2着 クロコスミア(藤岡佑介騎手)
「初騎乗でしたが、厩舎サイドにアドバイスは頂いていました。単騎で行けましたし、良い雰囲気で1~2コーナーを迎えられました。1分2秒くらいのペースで行って、3コーナーでは後ろから来るのが分かっていましたが、待たずに流していくイメージ通りの競馬が出来ました。あそこまで行くと勝ちたかったです。」
3着 ラヴズオンリーユー(M・デムーロ騎手)
「初めての敗戦は辛いです。色々敗因はあると思いますが、3歳で半年ぶりだったこともありますね。直線で右にモタれるところがありましたが、それより内がなかなか開かなかったことも大きかったです。勝った馬は強かったです。次回に期待です。」
以上です。
今週はマイルチャンピオンシップ!
競馬ファンにとって年末にかけて熱いシーズンがまだまだ続きます。
驚くようなビッグヒットをお届けできるよう精進していきます。
ではでは。
今週も頑張りましょう!