有馬記念【GⅠ】GⅠ未勝利の3歳馬◎⑭ヴェロックスがグランプリレースを戴冠!

こんにちは。
明日はいよいよ年末の一大イベント!
有馬記念【GⅠ】です!!
普段馬券を買わないけどこのレースは買うっていう人も多い国民的(?)行事です。
そういうライトユーザーが多く参戦するレースは、競馬新聞の印通りに馬券が売れやすい傾向があります。
馬券的にはオッズの歪みというか、実力が過小評価されている馬を見つけることが最重要です。
とはいえ、そのスタンスは人それぞれ。
ホームラン狙いの方は的中率を捨てて、穴っぽい所を中心に点数を絞って突っ込みましょう!
とにかく当てたい方はアーモンドアイからのヒモ荒れを狙うのが一番確率は高いでしょう。
僕個人的には、、、有馬記念も年間行われる約3000レースのうちの1レースに過ぎません。
なので勝負レースに該当しない限り買いません!
と言いたいところですが、そこは僕も無類の競馬好き。
宝くじを買わない分、たまには遊び馬券を存分に楽しみたいと思います!
では早速。
メインレース予想
中山11R 有馬記念【GⅠ】 芝2500m・外
展開
逃げ:⑮
先行:④⑪⑫
差し(前):②⑥⑧⑩⑭
差し(中):⑤⑦⑨⑬
差し(後):①③⑯
※差し馬が多いため、細分化してみました。
ハナは津村騎手のコメント「やることは一つ。逃げます」の通り⑮アエロリット。2番手には⑪キセキ。④スティッフェリオ、⑫クロコスミアが続く。その一列後ろには②スワーヴリチャード、⑥リスグラシュー、⑧レイデオロ、⑭ヴェロックス。さらに⑤フィエールマン、⑦ワールドプレミア、⑨アーモンドアイ、⑬アルアインがじっくり前を見ながらのレース運び。そして後方には①スカーレットカラー、③エタリオウ、⑯シュヴァルグランが脚を溜める。
ここまでが序盤の隊列。
ペースのカギを握るのは2番手に控える⑪キセキだと考えました。なぜなら⑮アエロリットは早目のラップを刻んで粘るタイプ。とはいえ2000mまでの経験しかなく2500mは未知。いつものようには飛ばせないでしょう。そこで2番手の⑪キセキの前をキープするようなレースを展開するはず。となればそれは⑪キセキのペースです。前半3F換算タイムは36.39秒を想定。⑪キセキの5走前、昨年の有馬記念に近いペースを想定しました。ちなみに昨年の前半3F換算タイムは36.41秒。
バックストレッチ、向こう正面3コーナー手前辺りから中団~後方の馬たちが進出を開始。ラスト600m地点では馬群はギュッとひと塊に凝縮されます。とくに中団以降が密集します。こうなると勝負所で不利を受ける馬も出てくるでしょう。3~4コーナー中間で2番手⑪キセキは早目に追い出しロングスパートに持ち込む。逃げる⑮アエロリットも応戦する。好位から⑫クロコスミアがいい手応えでついていく。直線は⑮アエロリット、⑪キセキを⑫クロコスミアが交わして先頭に立つ。そこに中団インで脚を溜めた②スワーヴリチャード、①スカーレットカラーが、馬場の五分どころから⑩サートゥルナーリア、⑭ヴェロックスが迫る。そして外から⑨アーモンドアイもいい脚で追い込んでくる。名物中山の急坂からゴールまで見応えタップリの叩き合い。まさに大混戦!ハナ差制したのはGⅠ未勝利の3歳馬⑭ヴェロックス!
結論
想定タイム解析
1位 ⑭ヴェロックス
2位 ①スカーレットカラー
3位 ⑨アーモンドアイ
4位 ⑫クロコスミア
5位 ⑩サートゥルナーリア
6位 ②スワーヴリチャード
7位 ⑮アエロリット
8位 ⑥リスグラシュー
9位 ⑪キセキ
10位 ⑧レイデオロ
11位 ③エタリオウ
12位 ⑬アルアイン
13位 ⑯シュヴァルグラン
14位 ⑤フィエールマン
15位 ④スティッフェリオ
16位 ⑦ワールドプレミア
持ち時計解析
1位 ⑮アエロリット
2位 ⑫クロコスミア
3位 ⑨アーモンドアイ
4位 ⑩サートゥルナーリア
5位 ⑭ヴェロックス
6位 ①スカーレットカラー
7位 ②スワーヴリチャード
8位 ⑥リスグラシュー
9位 ④スティッフェリオ
10位 ⑪キセキ
11位 ⑬アルアイン
12位 ⑧レイデオロ
13位 ③エタリオウ
14位 ⑯シュヴァルグラン
15位 ⑤フィエールマン
16位 ⑦ワールドプレミア
考察
解析は大混戦。
圧倒的1番人気▲⑨アーモンドアイから触れていきます。
大方の予想に反して⑨アーモンドアイの圧勝劇というシナリオにはならないと思います。
積極的に位置を取り、直線も速めにスパートするような強気な競馬が出来れば圧勝する力は十分あると思います。ただこの戦法はリスクも大きい。圧勝か惨敗か。デッドオアアライブ。今回は暮れの大一番。賞金も注目度も高く、すでに歴史的名牝でもあるアーモンドアイ。「リスクはとりたくない。」「惨敗は避けたい。」そんな陣営の思いが中団待機という無難なレース運びをチョイスする公算大でしょう。そうなると勝っても着差は計ったような小さい着差になるでしょう。そして少しでも仕掛けどころや、計算外の不利が生じると、、、そんなイメージです。
解析的には2走前の安田記念【GⅠ】を評価しました。
前半3F換算タイムは35.1秒。補正すると36.9秒。
今回の想定は36.57秒。
上り3Fタイムは32.4秒。補正すると33.9秒。
香港を断念した中間の一頓挫。
初めての中山。
不安材料は人気を集めている馬にとっては死角以外の何物でもありません。
一番馬券に絡む可能性が高い馬であることは認めますが過信禁物です!
次に解析トップ評価⑭ヴェロックス。
4走前の皐月賞【GⅠ】を評価しました。
当時の前半3F換算タイムは35.87秒。補正すると36.81秒。
そして今回の想定が36.53秒。
上り3Fタイムは34.4秒。補正すると33.8秒。
位置にこだわらず自分のペースを守り末脚を引き出せれば十分勝ち負け。
枠も外目なので出していく必要はないでしょう。
アーモンドアイの安田記念のラップと単純比較すると、こちらの方が速いペースで上りも速い。
これで単勝25倍は人気の盲点でしょう。
2番人気⑥リスグラシュー。
2走前の宝塚記念【GⅠ】を評価しました。
前半3F換算タイムは35.85秒。補正すると36.69秒。
上り3Fタイム35.2秒。補正すると34.6秒。
これだと積極的に前目につけないと上り3Fタイムが足りません。
終い確実なイメージがありますが、後方から伸びてくるときは大体スローペース。
連下が妥当です。
続いて3番人気⑩サートゥルナーリア。
ヴェロックス同様4走前の皐月賞【GⅠ】の内容を評価しました。
前半3F換算タイムは36.0秒。補正すると36.94秒。
今回の想定は36.53秒。
上り3Fタイムは34.1秒。補正すると33.5秒。
この数字だけ見るとヴェロックスよりも優れているように見えますよね。
ヴェロックスを上位に取った理由は直線での接触不利。
競馬ブック上では0.2秒の不利とのこと。
解析には競馬ブックの情報も加味しているためこの0.2秒差分、ヴェロックスがサートゥルナーリアを逆転するという計算になります。
ちなみにそのレース映像がこちら
以上です。
⑥リスグラシュー、⑧レイデオロ、⑫クロコスミア、⑯シュヴァルグランはこれがラストラン。
競馬ファンとしてはいいレースをして、ただただ無事に走り終えてほしいと思うばかりです。
ではでは。